マーズは3月14日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を短期間、低価格で導入できるASPサービス「SNS-One」の提供を開始した。
SNS-Oneは、マーズが持つウェブサイトデザインのノウハウを活かし、導入時に企業別のオリジナルデザインを組み込んだ形で提供される、デザインカスタマイズを特徴とする。
SNS-Oneで使用されるSNSのエンジンは、オープンソースのエンジンをベースに、マーズが独自に追加開発を行い、メーカー保証を付けたもので、試験利用としてゴルフファンのためのSNS「ゴルフダヨ」で導入し、企画決定から約1カ月でのサービス開始を実現している。
主な機能は、メッセージ機能、日記機能、コミュニティ機能、足あと機能、レビュー(アフィリエイト)機能、紹介文機能、携帯対応機能などで、SNSとして必要な基本機能は実装されている。
これまで予算面やサポート面での問題からSNS導入を見合わせてきた企業や団体にも短納期かつ低価格、低リスクで導入できるとしている。
販売価格は、初期費用がデザインカスタマイズ込みで105万円から、月額費用が10万5000円からとなっている。
マーズでは、顧客の囲い込みや、口コミによる新規顧客の獲得を目的とした営業、販促ツールとしてSNSの需要が伸びると予測し、初年度で30社約5000万円の売上を目指している。
将来的には、顧客別に機能面での細かなシステムカスタマイズにも対応し、ASP提供だけでなくシステム販売なども検討していくとしている。
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