タブブラウザ「Sleipnir」を提供するフェンリルは2月24日、最新版となる「Sleipnir 2.4 ベータ版」の日本語版を発表した。Sleipnirのサイトから無料でダウンロードできる。
Sleipnir 2.4ベータ版では、プラグインとスキンをワンクリックでインストールできる「SmartInstaller」が搭載された。今後はSleipnir 2.4ベータ版の提供と同時に開設された「Fenrir Extensions Center」にて、さまざまな機能拡張プラグインをダウンロードできる。
現在、Fenrir Extensions Centerで提供されているプラグインは「Sleipnir Search Extension」のみ。そのほかのプラグインやスクリプトは近日公開となっている。Sleipnir Search Extensionをインストールすれば、SleipnirSearchでのウェブ検索実行時に、「お気に入り」と「最近閉じたページ(50ページまで)」の検索結果を表示可能になる。
また、タブやウィンドウの表示形式を切り替えられる「ウィンドウバー」が追加された。これによりウィンドウのクローズとタブ、MDI(Multiple Document Interface:1つのアプリケーションウィンドウの中に複数のウィンドウを表示する方式)モードの切り替えが可能になった。MDIモードのほかに、タブを一覧表示する「サムネイル機能」も追加された。
そのほかフォーカス動作の改善や「Advanced Style」のデザイン変更などが実施されている。
またフェンリルでは、今回の発表にあわせて、製品への質問や要望、開発者向けの情報といったフォーラムが設けられた「Fenrir User Community」も開設した。
Sleipnir 2.4 ベータ版の動作環境はWindows 98、98SE、Me、2000、XPとなっているが、インストールでOSの選択をする際、「2000/XP/Vista」と表示されており、Vistaへも対応している模様。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス