スカイプ、ワーナーミュージックと着信メロディ配信で提携

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com)
翻訳校正:尾本香里(編集部)
2006年01月31日 09時51分

 Warner Music GroupがSkypeの顧客に向けて、自社の広大なライブラリから着信メロディを配信する。米国時間1月30日に両社の提携が発表された。

 米国でVoIPプロバイダSkypeを利用する顧客は、MadonnaやGreen Day、Mike Jones、D4LといったWarner Music所属アーティストの曲を着信メロディとしてダウンロードできるようになる。Warner Music関係者によると、販売価格は1曲1ドル50セントになるという。

 2005年にオンラインオークションサイトのeBayに買収されたSkypeは、VoIPプロバイダとしては比較的新しい市場を開拓したことになる。着信メロディの販売は、すでに携帯電話業界で人気を博しており、新たな収益源としてとらえられている。

 Warner MusicのエグゼクティブバイスプレジデントAlex Zubillagaは声明のなかで、「全世界の7000万人以上のSkypeユーザーがWarner Music Groupに所属するアーティストのコンテンツを楽しめることになり、非常にうれしい」と述べた。

 Skypeでは、数カ月以内に着信メロディの販売を開始する予定だ。同社のオンライン店舗ではサービスの販売を促進すべく、シングルアーティストの作品を披露するためのセクション「Featured Artist」を設ける。このセクションには、各アーティストの曲を使った着メロを購入できるウェブページへのリンクが用意される。

 「Featured Artist」のセクションに最初に登場する大物歌手はMadonnaになる見通しで、「Like a Virgin」や「Vogue」などのヒット曲が着信メロディとしてダウンロードできるようになる。また、Madonnaの最新アルバム「Confessions on a Dancefloor」からも、「Hung Up」「Sorry」「Push」などの楽曲の一部が販売される。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。 海外CNET Networksの記事へ

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