Googleは、Zaaz(本社:ワシントン州シアトル)と提携し、自社で提供中の無償分析サービスでは物足りない広告主に対し、さらに充実したサポート、コンサルティング、トレーニングなどを有料で提供していくことになった。
Zaazは、ハイエンドのデータ分析/マーケティングサービスを提供していくが、そのサービスのなかには精度の監査やデータ収集の最優良手法、予測モデル、競合分析、サイト最適化などが含まれる。
Googleは、同社が無償で提供しているウェブ分析サービスについて、顧客登録に関する問題を依然として解消できずにいる。Googleが分析会社のUrchin(本社:カリフォルニア州サンディエゴ)を買収した際に取得した技術をベースにしたこのサービスは、2カ月前に立ち上げられた。だがその際、サービスの中断や、アカウントへのアクセスの問題などが顧客から報告されていた。
Googleによると、新しいGoogle Analyticsアカウントを希望する場合は、招待状を請求して欲しいという。
同社は米国時間19日にウェブサイトで情報を公開し、「Google Analyticsのアカウントに関心を示された多くの方には本日招待状を送付しました。招待状がお手元に届いていない方は今しばらくお待ち下さい。システムの容量は毎日増強していますが、Google Analyticsのアカウントに対する需要は、今もわれわれのリソース増強能力を超えた状態が続いています。最大限の努力を払い、できる限り短い間隔で招待状を送付できるようにいたします」と述べている。
Microsoftも、顧客がネット広告キャンペーンの効果を監視できるサービスを提供している。またYahooも先月、顧客がネット広告とラジオ、テレビ、および印刷の広告の有効性を並べて比較できるサービスを立ち上げた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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