スティーブ・ジョブズとハリウッド--20年の軌跡をたどる

文:Ina Fried(CNET News.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)
2006年01月25日 11時48分

 Apple Computerの最高経営責任者(CEO)Steve Jobsは、この20年間、エンターテインメント業界にいろいろな形でかかわってきた。ここでは、同氏のハリウッドとのかかわりを時系列に並べてみた。

1986年2月
Jobs、George LucasからPixarを1000万ドルで買収。

1995年11月22日
Pixar、映画「Toy Story(邦題:「トイ・ストーリー」)」を公開。

1995年11月29日
Pixar、690万株を1株当たり22ドルで公開。この株式公開による資金調達額は1億4000万ドルと、Netscape Communicationsを追い抜き、この年に最も成功したIPOとなった。

1997年9月16日
Jobs、Appleの暫定CEOに任命される。PixarのCEO職は継続。

1999年夏
米ケーブルチャンネルTNTが、映画「Pirates of Silicon Valley(邦題:「バトル・オブ・シリコンバレー」)」を公開。この映画では、若き日のJobsが描かれる。Jobsを演じたのは、テレビドラマ「ER(邦題:「ER〜緊急救命室」)」に出演のNoah Wyle。

2001年10月23日
Apple、最初のiPodを発表。

2003年4月11日
AppleがVivendi Universalの音楽事業を買収するための交渉を行っているという噂が流れる。

2003年4月28日
Apple、iTunes Music Store(iTMS)を開始。

2003年10月16日
Apple、iTMSをWindowsに対応させる。

2004年1月29日
Pixar、Disneyとの作品提供に関する提携を、現行の5作品で終了させることを発表。

2005年10月12日
Apple、動画再生機能付き「iPod」を発表する。また、iTMSでは、ミュージックビデオやABCのテレビ番組、そして、Pixarの短編映画が扱われ始める。

2006年1月24日
Disneyは、Pixar買収のために株式74億ドル分の支払いを承認。

出典:Pixar Animation Studios、『Apple Confidential』(著者:Owen Linzmayer)、『The Second Coming of Steve Jobs』(著者:Alan Deutschman)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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