NTTレゾナントは1月16日、ウェブサイト上からワンクリックで発信できるウェブ連携映像コミュニケーションツールを活用したサービストライアルを開始した。
ウェブサイトはユーザーがいつでも好きな時に情報を閲覧でき、入力フォームやメールを使って時間を気にせずに申し込みや問い合わせができるといったメリットがある一方で、サイト閲覧中にただちに内容を確認したい、メールなどテキストでは伝えにくい内容を問い合わせたいといった要望には対応しきれない。こうした場合には、別途電話で問い合わせるなどリアルタイムコミュニケーション手段を併用する必要がある。NTTレゾナントは、このような状況を背景として、サイトを訪問したユーザーがワンクリックで発信できるウェブ連携映像コミュニケーションツールを開発したとする。
今回のサービストライアルでは、トライアルパートナーの実際のサイト上で、ウェブ連携映像コミュニケーションツールを用いたサービスの有効性を検証することが目的だ。NTTレゾナントは、ツールのダウンロード、ID発行や接続確認用にトライアル運用サイトをオープンする。すでに複数のトライアルパートナーの参加が決まっており、高須クリニックが1月16日より無料映像相談サービスをサイト上で参加募集し、抽選・予約制で実施するほか、社団法人発明学会が1月16日より会員向けの映像発明相談サービスを実施する。この他にも数社によるトライアルが予定されている。トライアル実施予定期間は1月16日から2月28日まで。トライアルの結果を踏まえ、NTTレゾナントはトライアルパートナーならびにNTTグループ会社と連携し、ツールの商用化を目指すとしている。
推進環境は以下の通り。なお、音声通信するためには、スピーカ、ヘッドセット、マイクなど、映像通信するためには、ウェブカメラなどの機器が必要となる。
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