ニワンゴは1月16日、携帯電話のメールを利用した検索サービス「ニワンゴ」のベータ版を一般公開した。利用料金は無料だ。
ニワンゴは、携帯電話やPHSのメール本文に「天気」「乗換案内」などのキーワードを書いてm@niwango.jpに送ると、検索結果がメールで送られてくるサービス。例えば「天気 東京」と書いて送ると、東京地方の天気予報が送られてくる(写真)。ニワンゴというニワトリのようなキャラクターがユーザーの質問に答える設定となっている。
ニワンゴで東京の天気を調べた様子 |
16日時点で利用可能なサービスは、天気予報(ライフビジネスウェザー提供)、乗換案内(ジョルダン提供)、ニュース(ニューズウォッチ提供)、国語・英和・和英辞書(旺文社提供)、小説、地図(インクリメントP提供)、写真画像合成(ドワンゴ提供)、2ちゃんねるスレッド検索、着信メロディ検索(ドワンゴ提供)、占い(マリー★オリギン、ドワンゴ提供)、おみくじ(ドワンゴ提供)の11種類。今後は、グルメ情報、医療・健康情報、レシピ、ゲームブック、カロリー計算などの情報も提供していくという。
ニワンゴでは運営費を広告収入によって賄う考えで、情報の返信メールと一緒に広告メールを配信する。ユーザーの利用情報を蓄積して検索機能に反映させ、検索結果のパーソナライズ化を図るとともに、広告効果を高める考えだ。
対応キャリアはNTTドコモ、ボーダフォン、au、ツーカー、ウィルコムとなっている。PCから利用することはできず、ウェブメールにも対応していない。
ニワンゴは携帯電話向けコンテンツ開発のドワンゴが、未来検索ブラジル、CELLと共に2005年11月14日に設立した企業だ。2ちゃんねるの管理人である西村博之氏が「取締役管理人」として参加していることからも注目を集めていた(インタビュー記事を参照)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス