Googleは米国時間3日、「Google Desktop 2」アプリケーションの正式版を発表し、新たに追加した機能の概要を明らかにした。
Google Desktop 2は、デスクトップ検索機能と「Google Sidebar」を組み合わせたアプリケーションで、無償でダウンロードすることができる。フローティングツールパレットのGoogle Sidebarには、ニュースなど各種の情報をユーザーごとにパーソナライズして表示することができる。
Googleによると、新しいサードパーティー製Sidebarパネルが次々と登場しており、iTunesやWinampのほか、クレジットカードの取り引きをリアルタイムでトラッキングして表示できるAmerican Expressパネルなどがあるという。この新しいソフトウェアでは、ウェブの閲覧中にアクセスしたサイトをマップ形式で表示することもできるようになっている。
さらに、シンプルなJavaScriptを使ってGoogle Desktop 2用のプラグインを書くこともできると、同社は語っている。
また「Google Desktop for Enterprise」も無償で入手可能となっている。企業向けの同アプリケーションは、デスクトップ、イントラネット、およびウェブ上にあるデータを検索するために、管理/統合/セキュリティの機能が強化されている。
Googleは同日、新しい「Google Desktop Blog」も投入した。
Googleは、急速な成長を遂げるデスクトップ検索市場でYahooやMicrosoftなどの各社と競争を繰り広げている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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