グリーは10月20日、同社が運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「GREE」を、アルファ版からベータ版へとバージョンアップする。
GREEは2004年2月にアルファ版をリリースした。その後徐々にサービスに改善を加え、2004年12月に法人化してからは、モバイル版やフォト機能など、次々と新サービスをリリースしていた。ベータ版への移行に際し、デザインを一新してこれらのサービスへの導線を整理しなおし、ユーザビリティを改善した。
GREEがベータ版への移行に向けてここ数カ月にリリースした機能としては、PCの機能がすべて利用できるモバイル版や、200Mバイトまでのディスクスペースが無料で利用できるフォト機能などがある。
また、今回のリニューアルで改善した点は、ホームに表示される情報を見直し、アクセス履歴や友達のログイン情報を一覧化したことや、メール、日記、フォトなどよく使われる機能をランチャーボタン化したこと、また階層構造を整備したことなどだ。
GREEの登録者数は10月6日時点で23万8638人。今回のバージョンアップでGREEは「ベータ版」に移行することになるが、グリー代表取締役社長の田中良和氏は、「GREEのサービスは常に進化し続ける。つまり、このサービスは永遠にベータ版が続くという意味を込めて“パーペチュアルベータ”とする」と述べており、サイト上では「ベータ」という表記は使わない予定だ。
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