システム開発や運用などを手がけるシーエーシー(CAC)は、開発を進めているブログ検索サービスのテストサイト「kizasi」においてブログに表示されている言葉のランキングを試験的に公開している。 kizasiは、独自開発したブログ検索エンジンである「kizasi search engine」を使って、1日あたり約5万件のブログをランダムに選んでさまざまな言葉を抽出し、その抽出したデータベースから言葉の盛り上がり度(きざし度)ランキングや、ジャンルごとにカテゴリー分けした出現ランキングなどを表示する。任意の言葉を入力して検索すれば、ブログにおけるその言葉の出現度を時系列で見ることも可能だ(画像)。
こうした特徴を利用し、たとえば8月から行っている「衆院選特集」では、衆議院議員選挙に関連したブロガーたちが多く書き込んだ言葉の中から、過去24時間における政党や政策、政治家に関する言葉の出現ランキング、およびランキング上位の言葉に対する関連語(一緒に書かれている言葉=共起語)のきざし度ランキングを10分ごとに更新している。
同社では、言葉の関連語を解析することで、ブログの口コミの量と質の変化をリアルタイムでとらえるマーケティングツールとして活用できるとしている。
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