スペースシャワーネットワークが2006年3月までに、音楽番組をオンラインで配信する計画であることが明らかになった。広告を主な収益源とし、コンテンツは無料で配信する。新たな事業の柱として育てたい考えだ。
新サービスは、アーティストのライブ映像や楽屋の様子を追ったドキュメント番組が中心となる。現在ケーブルテレビなどで放映されている「スペースシャワーTV」と連動したオリジナルコンテンツを配信する計画だ。著作権の権利処理ができたものを放映する。アーティストのプロモーションビデオを配信する計画もあるという。一部有料コンテンツを配信することも検討している。
スペースシャワーは番組の情報を提供するサイトを運営しているものの、コンテンツの配信は現在手がけていない。スペースシャワーTVの視聴可能世帯数は6月末時点で623万2000世帯となっており、「スペースシャワーTVの知名度を利用し、新たなビジネスを立ち上げたい」(同社)としている。
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