有線ブロードネットワークス(USEN、宇野康秀社長)とエイベックス(松浦勝人社長)は9月28日、資本提携をともなう業務上の提携に合意したと発表した。
提携の内容は、デジタルコンテンツ流通分野などの新規事業などに関して事業シナジーを検討していくもの。今後、ブロードバンド、携帯電話などのさまざまな媒体・端末に向けて、デジタルコンテンツ流通事業における新たなサービスの展開を検討していく。
また、両社の既存事業分野についても、双方にとって大幅なシナジーが期待できるものは業務提携の検討対象としていく方針。
資本面では、USENは、10月下旬をめどに、エイベックス株式について依田巽氏、松浦勝人氏、小林敏雄氏、林真司氏から株式を取得し、その結果、USENはエイベックスの発行済み株式総数の20%を超える筆頭株主となる。依田巽氏、 松浦勝人氏、小林敏雄氏は、それぞれ約7%の株式を所有する第2位株主となる予定。なお、USENの宇野康秀社長は、9月28日付けでエイベックスの特別顧問に就任した。
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