エキサイトは8月3日、成果報酬型広告のアフィリエイト事業に進出するため、インターネット広告配信を手がけるイー・クラシスが8月中旬に分社して新設するアフィリエイト事業会社に出資すると発表した。アフィリエイト事業への進出でエキサイトは、広告事業を強化する。
分社後に設立される新会社の名称は未定で、設立当初の資本金は3000万円。エキサイトは、9月上旬に新会社の第三者割当増資を引き受け、9000万円を出資する。うち2分の1が資本に組み入れられ、増資後の新会社の資本金は7500万円となる。これにより、新会社の株主構成は、エキサイトが60%、イー・クラシスが40%となり、代表取締役社長にはエキサイトから萬治邦行氏が出向する。新会社は、エキサイトにとって初めての連結子会社となる。
エキサイトでは、まず同社の運営するポータルサイト「Excite」内にあるショッピングサイト「Shopping.exite」にてアフィリエイトを開始し、販売促進策として活用する。今後は携帯電話ユーザーに対してもサービスを提供する予定だ。
なお、ポータルサイト大手のヤフーも4月にアフィリエイト事業を手がけるバリューコマースを子会社化しており、7月より「Yahoo!ショッピング」にてアフィリエイトプログラムを展開している。
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