jig.jpは4月21日、携帯電話用フルブラウザの「jigブラウザ」でPC用メールが利用可能になったと発表した。
jigブラウザは携帯電話からPC用サイトをみられるアプリケーションだ。jig.jpのサーバで一度データを受信し、圧縮して端末に表示させる。利用料金は月額1050円または年間一括で6000円で、課金ユーザー数は3月中旬時点で1万4000件に達している。
jigブラウザでPCメールを読み込んだ様子
|
今回追加されたPCメール機能は、プロバイダのPOPサーバに残っているメールをjig.jpのサーバが読み込み、データを圧縮して端末に表示させるもの。ウェブメールと同じ原理だ。受信したメールは差出人別にフォルダに振り分けられ、差出人別のメールの新着数や未読数、全件数が表示される。添付ファイルの表示も可能で、メール1通あたりのデータ量が本文と添付ファイルを合わせて3Mバイト以内であれば読み込めるという。メールを新規作成することはできないが、受信メールに返信することは可能だ。
このほか、FOMA900i/901iシリーズ、au端末向けの機能として提供されているRSSリーダーの機能も強化された。PCメールがRSSリーダーで読めるほか、新たにユーザーが希望するRSSを登録できるようになった。これまでは、jig.jpが指定したRSSの中からしか選べなかった。なお、追加可能なRSSは上限3つまでとなっている。
ほかにも、jigブラウザで表示している画面のスクリーンショットを保存できるようになった。スクリーンショットは携帯電話端末に保存できる。この機能はFOMA900i/901iシリーズのユーザーのみ利用できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力