MSNは米国時間11日夜、Blogを検索したり、更新情報を集めたりするための新機能のテストを開始した。
Microsoftの関係者によると、同社のインターネット事業部はMoreover Technologiesとの提携に下、パーソナライズサービスの「MyMSN」に、Blogを検索したり、RSSを利用してサイトの更新情報を集めたりするための機能を追加する計画だという。
ユーザーが自分のMyMSNページにお気に入りのサイトを登録しておくと、個々のページを1つ1つブラウズしなくても、ニュースの要約をはじめとするさまざまな情報が一カ所に表示されるようになる。またMyMSNでは、Blogに記載された特定のコンテンツを検索する機能も提供される。
MSNのリードプロダクトマネージャーBrooke Richardsonは「RSSはますます注目されるようになっている。われわれは、これが情報の即時性を実現するための優れたツールだと認識している」と語った。
MSNは、RSSに関してはライバルのYahooをお手本にしている。Yahooは、昨年からRSSのサポートを開始している。My Yahooのユーザーは現在、RSSフィードを検索したり、さまざまなウェブサイトからヘッドラインを集めたりすることができる。
MSNの今回の動きは、ネット上でBlogやRSSが普及しつつある状況を反映したものだ。Microsoft創業者のBill Gatesは、先ごろ行われたインタビューのなかで、自らBlogを執筆することを検討中であることを明らかにしている。
MSNは、Blogサービス「Spaces」のベータ版を12月に立ち上げ、このときからRSS 2.0のサポートを開始している。これにより、SpacesでBlogを付ける人は、自分のコンテンツをサードパーティのアグリゲーターに配信できるようになった。
MSNは今後、Spacesの150万人にのぼるユーザーが、友人のBlog更新情報を集めて自分たちのBlogに表示できるようにしていく予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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