オープンソースブラウザFirefoxの最終テストバージョンがリリースされ、ユーザーは同フリーソフトの正式版に搭載される機能を試せるようになった。
Mozilla Foundationによると、Firefox 1.0の最新テストバージョンでは、9月にリリースされたプレビューバージョンで見つかったバグ約250カ所が修正されているという。
Mozilla Foundationで開発者コミュニティ向けの品質向上の提唱役を務めるAsa Dotzlerは、米国時間27日付けのBlogのなかで、「このバージョンのテストが順調に進めば、予定通り11月初旬には1.0をリリースできる」と述べている。
昨年Time WarnerからスピンオフしたMozilla Foundationは、Firefoxと、その前身であるMozillaブラウザの両方を開発するオープンソースグループ。
Firefox 1.0の最終テストバージョンはFTP(File Transfer Protocol)でダウンロードすることができる。
同組織ではさらに、11月9日の同ブラウザの発表に合わせて予定されるThe New York Times紙への全面広告掲載に向け、支持者に寄付を呼びかけている。
Internet Explorerに対するセキュリティ上の懸念が高まるなか、Firefoxが人気を集めている。同ブラウザのバージョン0.8は4カ月で330万回、0.9は3カ月で650万回、プレリリースバージョンはわずか1カ月で500万回のダウンロードを記録した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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