オープンソースブラウザFirefoxの全面広告をThe New York Times紙に掲載するため、Firefoxファンらが行っていた寄付金募集のキャンペーンが、わずか3日間で目標金額を達成した。
このキャンペーンはSpread Firefox(sfx)サイトのボランティアが、The New York Times紙にFirefox 1.0リリースの全面広告を掲載する資金を集めるため、米国時間19日に開始した。目標は10日間もしくは11月9日のFirefox 1.0公式リリース前までに、2500人の人々に30ドル以上を寄付してもらうことだった。
Mozilla Foundationの広報担当Bart Decremは22日、sfxサイトにはすでに10万ドル--The New York Timesに広告を2回掲載できる金額だ--以上が集まっていると述べた。Firefoxブラウザを開発したMozilla Foundationはこのボランティアキャンペーンを支持している。
「間違いなく、広告を掲載しても十分余る金額が集まった。この件に関する人々の盛り上がりと、その数はすごい。人々は何処からともなくキャンペーンに参加している」
サポーターの名前は広告に掲載され、10口以上の寄付を行った人には「Community Champion」というステータスが与えられる。
sfxサイトによると、広告掲載後余った資金は他のMozillaプロジェクトで利用されるという。
Firefoxブラウザはすでにプレビュー版が公開されている。このプレビュー版は、100万回という当初のダウンロード目標数を4週間前にクリアし、18日にはダウンロード数500万回を達成している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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