ネットユーザーの4人に1人は、職場や取引先の人に関する情報をオンラインで検索した経験があることが、21日(米国時間)に発表された調査結果から明らかになった。
今回の調査は、検索エンジンDogpileの依頼に基づき、Harris Interactiveが実施した。調査からは、米国の成人インターネットユーザーのうち約23%が、取引先の人や顧客、従業員、就職希望者、上司、幹部候補に関する情報を求めてオンライン検索を行った経験があることが判明した。
検索の理由はさまざまだ。同僚については好奇心からという回答が最も多かった。取引先の人や顧客については、住所や電話番号といった情報を求めて検索が行われる場合もあるようだ。
従業員や就職希望者の情報を検索したと回答した人のうちの52%近くは、検索した理由について「好奇心」と答えている。上司や幹部候補について検索した人の63%も同様の理由を挙げている。この調査からは、女性よりも男性の方がこうした検索を多く行っていることも判明した。
インターネット検索技術が向上して、ユーザーは以前より簡単に目的の情報を見つけ出すことができるようになった。しかしその一方で、一部の業界ウォッチャーからは、プライバシーの侵害に対する懸念の声が上がっている。
Harris Interactiveの調査は9月28日〜30日の間、2266人を対象に実施された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力