米Googleはいくつかの出版社との間で、ウェブ利用者が書籍の全文検索を行える、オンラインサービスの構築に関する話し合いを進めていると、Publishers Weekly誌のサイトに掲載された記事が報じている。Googleの広報担当David Kraneはこの件に関してコメントをよこさなかった。しかし、こうしたサービスで、ネットユーザーがデータベースを検索し、該当するキーワードを含んだ書籍の抜粋を見ることができるようになると、同サイトのレポートは述べている。また、このレポートによると、Googleは契約を結び、スキャン可能な書籍を、現在までに最大で約6万タイトル集めているという。
先頃米Amazon.comは「Search Inside the Book」という新しいサービスを始めたが、今回伝えられたGoogleの試みもこれに類似するもの。先週始まったAmazonの書籍検索では、利用者は合わせて数百万ページもの書籍のなかからキーワードに当てはまる部分を探し出したり、パッセージを閲覧したり、あるいはその部分を含む書籍を、その場で買えるようになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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