DNP、ASP型電子チラシ掲載サービスを強化--カメラ付き携帯電話やRSSに対応

ニューズフロント2006年12月23日 00時39分

 大日本印刷(DNP)は12月22日、ASP型電子チラシ掲載サービス「オリコミーオ!ネットチラシシステム」の機能強化を発表した。DNPは、同サービスのオプションサービスとして、12月20日に新機能3種類の提供を始めている。

 同サービスを利用すると、企業などは自社のウェブサイトにオンライン折り込みチラシを掲載できる。料金は、初期費用が5万円、月額利用費が3万円(1〜15店舗、500Mバイトまで)または5万円(16〜30店舗、1Gバイトまで)。別途、JPEGファイルから電子チラシ用画像への変換費用として、チラシ1面当たり2000円が必要。

 新たに追加した機能は、「パターンマッチング技術を利用した携帯サイト誘導サービス」「音声メッセージ『おしゃべりチラシ』サービス」「RSS配信サービス」の3種類。各機能の概要と料金は以下の通り。

  • パターンマッチング技術を利用した携帯サイト誘導サービス:
    チラシの閲覧者が電子チラシ上の商品などをカメラ付き携帯電話で撮影し、専用アプリケーションなどを使ってパターンマッチングすると、関連サイトに誘導される。DNPでは、「(同オプションサービスにより)携帯電話向けサイトを持っていない企業も、低コストで簡単に、携帯電話での商品情報やクーポンの配信、プレゼント応募を受け付けるキャンペーンの実施が可能」としている。料金は、初期費用が10万円から、月額利用費が16万円から
  • 音声メッセージ「おしゃべりチラシ」サービス:
    テキストで入力された情報を、チラシ閲覧時に音声合成して再生する。料金は、月額利用費が1店舗当たり1万円から
  • RSS配信サービス:
    電子チラシの更新情報をRSSフィードで配信する。電子チラシ専用のティッカー型RSSリーダーも用意している。料金は、初期費用が5万円、設定費用が1店舗当たり500円、月額利用費が無料。電子チラシ専用RSSリーダーの月額利用費は5万円

 DNPでは、オリコミーオ!ネットチラシシステムで2007年度に2億円の売り上げを見込む。

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