このところ、ほとんどの人々の注目の的となっているのは、「Windows 7」の最新動向であるが、Microsoftは、新たな「Windows Vista」のアップデートを、まもなく開始すべく準備を整えている。
Microsoftは米国時間2月18日、一部の技術テスター向けに、「Windows Vista Service Pack 2(SP2)」および「Windows Server 2008 SP2」の、正式版に近い新たな「リリース候補(RC)」版の配布を開始した。RC版のパブリックリリースの時期などに関しては、Microsoftは、一切明らかにしていない。
Microsoftは「サービスパックの開発に関しては、引き続き、パートナーおよびテスターとの協力を深め、正式な配布開始日を決定する前に、ベータプログラムを通じた、カスタマーおよびパートナーフィードバックへの対応を続けていきたい。まもなく、Windows Vista SP2およびWindows Server 2008 SP2について、もっと多くの情報を提供し、2009年(第2四半期)中の正式版リリースに向けて、今後も前進していきたい」との声明を出している。
新たなSP2テスト版のアップデートのリリースは、Ars Technicaによって、19日に報じられた。2008年12月にVista SP2の最新パブリックベータ版の提供が開始されて以来、Microsoftは、リリース候補版の開発に取り組んできたところである。
一方、Windows 7のほうも、リリース候補版の段階へと進みつつある。最新ビルドには、リリース候補版としての位置づけが含まれていると伝えたサイトもあるものの、しばしばMicrosoftは、開発で目指されているバージョンを、ビルドの名称に指定することも多いようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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