「Mac OS X 10.5 Leopard」の最新版が米国時間2月11日午後にリリースされた。この最新版ではLeopardに存在した複数の問題が修正されている。
Appleは自社ウェブサイトでサポートドキュメントを公開し、Leopardユーザーには、「Mac OS X 10.5.2」がSoftware Updateを通じてダウンロード可能である旨を通知している。複数のセキュリティパッチを含むコンボアップデートは、サイズが343Mバイトで、即座にダウンロードすることが可能。Leopardの最初のアップデートであるMac OS X 10.5.1は、2007年11月にリリースされた。
Appleは今回のアップデートで、Finderのほか、Leopardで利用可能な自動バックアップソフトウェアであるTime Machineに関する複数の問題を修正している。Time Machineは現在、対応可能な外部ハードドライブの幅を広げ、Wi-Fiネットワークのリストのように、メニューバーからTime Machineを利用可能になった。しかし、Appleの新型外部ハードドライブである「Time Capsule」以外のワイヤレスバックアップには対応していない。
Finderは、特定の状況でクラッシュする問題を修正し、動作がこれまでより安定しているようである。Airport(日本ではAirMac)は安定性とセキュリティが改善され、これまでよりも信頼性が向上しているという。
Appleはまた、Leopardユーザー向けに2つのパッチを別途リリースした。これはグラフィックス性能を改善し、「WebObjects」を5.4.1にアップデートする。これらのアップデートが、このコンボアップデートに含まれているかどうか明らかではないが、Appleウェブサイトにあるアップデート対象のリストには含まれていない。
また、AppleはTigerとLeopard向けに新しいセキュリティアップデートをリリースした。Leopardのコンボアップデートには11日にリリースされたこのセキュリティアップデートも含まれている。Appleの幹部が1月の業績に関する電話会議で述べたところによると、インストールベースのMacの約19%がLeopardにアップデートされているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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