IBMは米国時間11月13日、無償の生産性スイート「Lotus Symphony」をアップデートした。ただし、ベータ版のままである。
同スイートのデスクトップアプリケーション「Documents」「Spreadsheets」「Presentations」は、Microsoftの「Word」「Excel」「PowerPoint」の競合製品となる。新しいSymphonyでは、およそ2カ月前に登場した旧版に比べて、処理速度が向上していると思われる。
Symphonyは、「Microsoft Office」の低コストまたは無償の代替製品の1つと考えられている。「ThinkFree」「Zoho」「Google Docs & Spreadsheets」と異なり、Symphonyには、オンラインコンポーネントがない。
Symphonyは、より近い競合製品であるSunの「StarOffice」同様に、WindowsやLinuxコンピュータ上で稼働し、Microsoft Officeフォーマット、ODF、PDFとして文書を保存できる。ただし、Symphonyはデータベースアプリケーションや電子メールクライアントを含まない。
IBMによれば、同ソフトウェアを今日までにダウンロードした人数は、25万人になるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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