マイクロソフト、「.NET」のソースコードを条件付きで一部公開へ

文:Chris Duckett Builder AU(CNET News.com) 翻訳校正:大熊あつ子、長谷睦2007年10月05日 18時57分

 Microsoftは、2007年中に予定されている「Visual Studio 2008」のリリースに合わせて、「.NET 3.5」のソースコードを一部公開する計画を明らかにした。

 ソースコードは「Microsoft Reference License」で提供される。同ライセンスの下では、ソースコードの閲覧はできるが、改変はできない。

 Microsoftの開発者部門でゼネラルマネージャーを務めるScott Guthrie氏は、自身のブログへの投稿で、今回の計画を明らかにした。

 Guthrie氏によると、今回のソースコードの公開では、まず「.NET Base Class Libraries」「ASP.NET」「Windows Forms」「ADO.NET」「XML」および「WPF」などの各ライブラリのソースコードについて、提供を開始するという。

 他のライブラリについても、順次公開される見通しだ。

 公開されたソースコードは、ソースコード単独でダウンロードしてマシンに個別インストール可能だ。また、Visual Studio 2008に付属のデバッグ用ツールと統合することもできる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]