アップル、UNIX向け印刷システム「CUPS」を買収

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年07月18日 10時26分

 Appleが、UNIXやLinuxシステムでプリント作業を管理するオープンソースプロジェクトである「CUPS」のソースコードを買収した。

 CUPSソフトウェアの著作権を保有するEasy Software Productsのオーナーで、CUPSの開発者であるMichael Sweet氏は先週、Appleが2月に同氏を招き入れ、この著作権を獲得したことを明らかにした。

 Common UNIX Printing System(CUPS)は、今後もGNU General Public License(GPL)やLesser GPL(LGPL)下でリリースされる予定となっている。ただし、Appleにはライセンス契約条項によって例外が適用される。

 CUPSのFAQには、「個人もしくは法人によってApple Operating System向けに開発され、CUPSのイメージングライブラリにリンクされている、もしくはCUPSと一緒に提供されているサンプルフィルタやバックエンドをベースにしたソフトウェアは、いかなるものもこれをCUPSプログラムの派生物もしくは集合物とは見なさず、GNU GPLの条項で義務づけられているソースコードの公開を免除される。この例外はApple OS向けに開発されたソフトウェアだけに適用され、ほかのOS向けに配布されるソフトウェアには適用されない」とある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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