ACCESSは10月30日、Linux向けアプリケーションフレームワークをオープンソース化すると発表した。年末までにオープンソース化し、専用サイトにてダウンロードできるようにする予定。
このオープンソース化は、携帯市場や組み込み機器市場向けに、最適化されたオープンソースコンポーネントの開発強化の一環として行われるもの。アプリケーションフレームワークは、MPL(Mozilla Public License)v1.1.に基づいてオープンソースコミュニティに開示する。また、Linuxカーネルを拡張するセキュリティ機能をGPL(General Public License)v2に基づき、あわせてオープンソース化する。
このアプリケーションフレームワークは、ACCESSのモバイル市場向けプラットフォームである「ACCESS Linux Platform」の一部として開発されたもので、アプリケーションのインストールや管理機能に加え、音楽再生やメッセージングなどアプリケーション間の通信、その他の高度な機能をシームレスに切り替える機能を提供する。また、電話機の機能の不正利用や、重要なシステムデータへの不法アクセスを防ぐために、アプリケーションの安全性を確保できるように設計されている。
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