サンフランシスコ発--Apple Computerは、Intelの「Xeon」プロセッサを搭載した初めての「Xserve」サーバを8月に発表したが、今後2カ月にわたって、Intelプロセッサへの移行をさらに進めていくようだ。
Appleの広報担当者Christina Murray氏は米国時間8月16日、現地で開催されている「LinuxWorld Conference and Expo」でXserve製品のプレゼンテーションを行った際に、同社の「Xserve G5 Cluster Node」が10月にもXeonベースに移行するということを明らかにした。Appleの先週の発表によると、XeonベースのXserveサーバも同時期に出荷が開始される予定だという。
高さ1.75インチ(約44mm)の同クラスタシステムは、コンピュータグループ全体で使用する、高性能コンピューティングアプリケーションを利用できるよう設計されている。そのため、同システムには、Xserveサーバモデルに搭載されているような、ビデオポートやDVDドライブといった、ビジネスサーバユーザー向けの機能は備わっていない。
Appleは、IBMおよびFreeScale Semiconductorが開発した「PowerPC」プロセッサから、Intelの「Core」およびXeonプロセッサへの移行を進めている。同社は、Intelチップを搭載したデスクトップコンピュータをすでに数種類発表しており、サーバラインがこれに続く形となった。
Appleの発表した新型XserveにはIntelが6月にリリースした新型Xeonプロセッサ「Woodcrest(開発コード名)」が搭載される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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