名証でもシステム障害--午前の取引中止

藤本京子(編集部)2005年11月04日 15時29分

 名古屋証券取引所(名証)は、システム障害のため11月4日午前の取引をすべて中止した。

 障害は、株価を外部に提供するシステムである相場報道システムにおいて発生した。売買システムには問題がなく、注文は受け付けられる状態にあったが、株価情報を証券会社や報道機関に配信できなかったため、午前中の取引を中止した。

 11時前にはシステムが回復し、後場の立会は通常通り12時30分から開始している。

 証券取引所におけるシステム障害は、11月1日に東京証券取引所でも発生している。東証では、相場報道システムではなく、売買システムに障害が起こっていた。両証券取引所共にシステム構築は富士通が担当している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]