米Macromediaは10月7日、「Macromedia Flex 2」と「Macromedia Flash Player 8.5」を発表した。同社のデベロッパーカンファレンス「Macromedia MAX 2005」の開催に合わせてアルファ版を公開し、10月17日からダウンロード提供が開始される。販売については2006年前半に開始される予定だ。
Macromedia Flexは、リッチインターネットアプリケーション(RIA)を構築するための開発環境だ。今回発表された「Macromedia Flex 2」は、Flexのプログラミングモデルとコンポーネントライブラリである「Flex Framework 2」、それを活用してリッチインターネットアプリケーションを構築するため「Eclipse」ベースで開発された統合開発環境「Flex Builder 2」、データ連携型のRIAを提供するために必要なデータサービスや自動化されたテストのサポートを実現するアダプタアーキテクチャ「Flex Enterprise Services 2」、データの視覚化を可能にする拡張可能なコンポーネント群「Flex Charting Components 2」で構成されている。
また、Flash Player 8.5は、新版の「ECMAScript」に準拠した「ActionScript 3」対応の新しい仮想マシンが搭載され、ランタイムエラー通知機能やデバッグ機能が強化されている。
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