JBossが、サードパーティのオープンソースプロジェクトをホスティングする新しいプログラムを発表する予定だ。同社はこのプログラムを通して、パートナー企業ネットワークを拡大したい考えだ。
JBoss Open Source Federationは、JBossのJavaベースのソフトウェアと連携するアプリケーションを開発するオープンソースプロジェクトをホスティング/管理するためのウェブサイトだ。JBoss幹部によると、同ウェブサイトは、ソースコード管理やバグ追跡、フォーラム運営などを行うための機能を提供するという。
JBossは、Javaプログラムの構築や運用を行うアプリケーションサーバなどをはじめとするミドルウェア製品スイートを提供している。JBossは、今週アトランタで開催する初めてのユーザーカンファレンス「JBoss World」にて、Boss Open Source Federationを正式発表する予定だ。
また同カンファレンスでは、技術文書や管理機能を提供するためのプログラム「JBoss Network」もあわせて披露される。JBossでは、JBoss Open Source FederationがホスティングしているプロジェクトにJBoss Networkを提供する計画だ。
JBossの社長Marc Fleuryは、これらの新プログラムにより、パートナーネットワークを拡大し、JBossと連携するオープンソースソフトウェアの開発を支援したい、と述べている。
またFleuryはJBoss Open Source Federationについて、SourceForgeやApache Foundationなど、非営利オープンソースプロジェクトのホスティングサイトに代わる新しい選択肢だとも説明する。
同社はこの他、データベースアクセスソフトウェア「Hibernate」のバージョン3の提供開始も明らかにしている。最新バージョンは、Enterprise Java Beans 3.0仕様に準拠し、分析用の情報を格納したデータベースへのクエリーをより簡単に実行できるようになっているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」