日本ベリサインは、RFID情報活用に向けてのパイロットプロジェクトを実現可能にする「VeriSign EPC Starter Service」の提供開始を発表した。
「VeriSign EPC Starter Service」は、米VeriSignが発表したもの。EPCglobal Networkの導入を検討する企業に対して専用のパイロット環境を提供し、複数の取引先企業を想定したテストにおけるデータの安全性と連続性を確保するサービスだ。
この製品を利用することで、サプライチェーンにおける各地点を経由する際に生成されるRFIDタグからの情報のトラッキングや、トレース情報の識別が可能になる。
日本ベリサインは9月から、RFID分野における事業化に向けた活動を開始している。今回の製品は、その一環として提供され、NTTコミュニケーションズがAuto-ID ラボ・ジャパンおよび日本ベリサインと共同で行う実証実験にも使用されることが決まっている。
同社は、今後EPCglobal Networkの導入を検討する企業に対して、本製品を利用した導入支援を行っていく予定としている。
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