マクロメディアは、XMLの知識をベースにFlashベースのユーザーインターフェースを自動生成できるサーバソリューション「Macromedia Flex 1.5日本語版」を発表した。Flashの開発経験がなくても、リッチインターネットアプリケーション(RIA)を用いたウェブアプリケーションの開発・運用を容易に行えるようになる。
Macromedia Flexは、HTMLベースのユーザーインターフェースをFlashベースのものに置き換えるソリューションだ。アプリケーション開発者は、XMLベースで定義したテキストファイルをFlexサーバに配置することで、Flashベースのユーザーインターフェースを自動生成できる。RIAの開発はしたいがFlashでの開発は難しい、既存のツールやワークフロー、デザインなどを活用したいという要求に応えた。
同社はHTMLと比べて制限が少ないRIAの応用方法として、商品選択プロセスをガイドして購入率を高める「ガイド付きeコマース」や、企業のコスト削減と利用者の利便性を両立させる「オンラインセルフサービス」といったBtoCの場を挙げている。また、複雑なデータをインタラクティブなチャートを介して利用することで企業決断のスピードを速める「データダッシュボード」のような使い方もできるとしている。
製品価格は、Macromedia Flex Builder英語版(5ライセンス)と12カ月のメンテナンス、サポートを含んだ「Macromedia Flex 1.5日本語版 2CPU」が157万5000円。メンテナンスサポートは1年更新で26万2500円となっている。
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