NECは、IT/ネットワーク統合ソリューション「UNIVERGEソリューション」をベースに、モバイル機器にもオフィスと同等の環境を広げる「UNIVERGE モバイルソリューション」を新たに体系化した。同社が9月2日に明らかにしたもの。第一弾として、7月に発表したUNIVERGE FOMA連携ソリューションの提供を推進していく。
UNIVERGEモバイルソリューションを導入すると、いつでも/どこでも携帯電話やPDA、ノートPCなどから社内システムの利用が可能となる。情報漏えい防止のための暗号化システムなども用意されている。また、IT資産の集中管理が行えるようになり、設備コスト/運用管理コストの低減が実現する。
IPテレフォニーサーバUNIVERGE SV7000、無線LAN製品系列UNIVERGE WLシリーズなどによるIP電話システムに、モバイルの利便性を付加。さらに、音声通信技術、コンピュータ技術、モバイル関連技術、セキュリティ関連技術、各種ノウハウも提供し、「知的生産性の向上、業務の効率化、ビジネススピードの向上、意思決定スピードの迅速化を実現する」(同社)。
同社は70名体制の「UNIVERGEサポートセンター」や販売支援策「UNIVERGEパートナープログラム」などを活用し、ソリューション拡充や製品/サービスメニュー整備も進める。
同社は、UNIVERGEモバイルソリューションの体系化を始めとした取り組みを通じ、企業向けブロードバンドソリューション事業の目標規模を3000億円に設定している。
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