日立製作所は、米SteelEye TechnologyのHAクラスタソフトウェアSteelEye LifeKeeper for Linuxと自社製品を組み合わせたソリューションの販売について、大塚商会と提携関係を結んだ。日立が3月9日に明らかにしたもの。日立は、SteelEye LifeKeeper for Linuxに同社のサーバHA8000シリーズやディスクアレイサブシステムSANRISEシリーズなどを組み合わせたLinuxソリューション/サービスを用意し、同日提供を開始する。
SteelEye LifeKeeper for Linuxは、大塚商会の関連会社であるテンアートニが国内販売権を持つLinuxクラスタリングソフトウェア。世界的に市場シェアが最も大きく、高速なクラスタ系切り換えが特徴という。
日立はテンアートニからSteelEye LifeKeeper for Linuxの提供を受けて自社製品と組み合わせたソリューション/サービスを販売する。大塚商会は日立からHA8000シリーズやSANRISEシリーズなどのハードウェアやソフトウェア、技術サポートの提供を受け、これらの製品とSteelEye LifeKeeper for Linuxおよびサポートサービス「TOTALαサポート21」を組み合わせたソリューションの提供を行う。さらに両社は、日立のプラットフォーム検証施設であるハーモニアス・コンピテンス・センタにおいて、システム構成の検証と性能評価を共同で実施する。
日立が提供する主な製品/ソリューションの価格と概要は以下の通り。
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