マイクロソフトとトッパン・フォームズは、無線ICタグ(RFID)分野でパートナー企業支援を中心とした協業を行うことで合意し、技術情報の提供やソリューション支援を行うウェブサイトRFID .NET Solution Center(RDSC)を2月24日に共同開設した。両社が同日明らかにしたもの。
両社はRDSCを通じ、技術情報の提供やプロモーション支援を実施するほか、RFIDソリューションの研究開発を行う。開発したソリューションの汎用的な部分については、パートナーに向けてRFIDソリューションのチュートリアルやフレームワークとして公開する予定だ。
RDSCに対し、マイクロソフトは各産業分野におけるコンサルティングのノウハウやMicrosoft Office System、Windows Server System製品群を用いて実装手法に関する情報提供を行う。トッパンフォームズは、各種ICチップおよびタグラベルに関する技術情報や、RFIDリーダー/ライター制御手法の情報を提供する。また両社は、それぞれの製品を連携させる具体的な手法を確立済みで、さまざまな分野に対して具体的なRFIDソリューションの提供も始めるという。
なお、具体的なRDSCの成果としては、6月オープン予定のフードテーマパークにおいて、RFIDおよびPOSシステムの標準化仕様であるOPOSを利用した後払い精算システムの導入が決定している。
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