富士通は、IAサーバ「PRIMERGY」シリーズにおいて、レッドハットの基幹システム向け最新OSをサポートしたモデルを拡充すると発表した。
同社では今回、IAサーバ「PRIMERGY」シリーズのエントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広くレッドハットの「Red Hat Enterprise Linux AS(v.3)」、および小規模・中規模システム向け「Red Hat Enterprise Linux ES(v.3)」に対応した。同OSは、性能・拡張性を向上し、問題発生時の的確な原因究明、早急な修正などの高品質なサポートを受けられる安定性・信頼性を重視している。
あわせて、エントリーサーバ「TX150」、2ウェイサーバ「TX200」、「RX200」、「RX300」、4ウェイサーバ「TX600」の5モデル27タイプにおいて、Linuxインストール代行サービスバンドルタイプを新たに提供する。新タイプでは、同Linux OSのインストール代行サービスを行うとともに、Linux専門技術者によるトラブル解決支援、修正情報提供などのLinuxサポートとハードウェアサポートが受けられる「SupportDesk Product基本サービス」1年分をセットにしている。
このほか、基幹システムの構築に重要な各種ミドルウェア製品「Interstage(インターステージ)、「Systemwalker(システムウォーカー)」、「Symfoware(シンフォウェア)」、「PRIMECLUSTER(プライムクラスター)」においても、2月から順次、同Linux OSに対応していく予定。
なお、現行の「PRIMERGY」シリーズについては、価格改定を実施し、「RX200」、「RX300」、「TX150」、「TX200」、高信頼サーバ「TX200FT」の合計5モデルを最大約22%値下げした。オプション製品についても、最大約44%値下げしている。
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