富士通と米レッドハットは、Linuxソリューションの提供に向けたグローバル提携の一環として、両社の技術者で構成する「共同開発推進室」をレッドハット内に開設し、12月18日から活動を開始した。
両社は、5月のグローバル提携以降、ミッションクリティカル領域のLinuxソリューションにおいて、ソフトウェア開発、マーケティング、営業、システム構築、サポートを共同で実施しており、富士通のIAサーバー「PRIMERGY」向けに「Red Hat Enterprise Linuxソリューション」を提供するなど、Linuxソリューションの推進を積極的に展開している。
今回の「共同開発推進室」は、Linuxソリューションのさらなる強化を図ることが目的。Linux OSの機能強化と、Linux OSに対するサポート体制の充実を図ることで、ユーザーニーズに対応する機能をLinux OSに取り入れるとともに、日本および海外における富士通のサポート拠点に対する迅速なサポート支援を行っていく。
さらに、今後、「共同開発推進室」での活動成果をLinuxコミュニティと共有し、Linuxシステムの信頼性、機能、性能の向上、およびLinuxの普及促進を支援していく方針。
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