富士通と米Red Hatは、企業向けLinuxソリューション「Red Hat Enterprise Linuxソリューション」を共同提供するための戦略的提携を結んだ。両社が5月8日に明らかにしたもの。同ソリューションは、インテルのXeonおよびItaniumプロセッサベースのIAサーバを利用する顧客に向ける。なお、富士通はRed Hatと戦略的提携を結んだ初の日本企業という。
富士通は2001年3月より、同社のIAサーバPRIMERGYとともにRed Hat Linuxソリューションを世界各地で提供してきた。今回の提携について富士通は、「両社の関係をさらに強化するもの」と説明する。
この提携により、富士通とその関連会社は、PRIMERGY向けRed Hat Enterprise Linuxソリューションの提供/サポートを世界各地で展開する。また富士通とRed Hatは、ソフトウェア開発、マーケティング、営業、システム構築、サポートでも協調するとしている。さらに富士通は、同社の企業向けアプリケーションをRed Hat Enterprise Linuxに対応させる計画も明らかにした。
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