マイクロソフト、PCメーカー向けの「Office」ボリュームライセンスを拡大

 マイクロソフトは1月19日、PCメーカー向けボリュームライセンス「Microsoft Volume License Program」に新しいライ センスモデルである「Microsoft Open License Express(Open License Express)」を1月20日から順次提供すると発表した。

 これによって、従来の「Office Personal 2003」に加え、「Office Professional Enterprise 2003」、および「Office Standard Edition 2003」を搭載した機種を対応PCメーカー各社が順次提供できるようになった。

 「Open License Express」の特徴は、(1)従来PCとは別に発注していた「Professional Enterprise Edition」や「Standard Edition」をPCにインストール済みの状態で販売可能、(2)ボリュームライセンスとしてライセンス管理が可能、(3)PC1台からの発注が可能なため、ユーザーの導入規模に合わせて発注可能、(4)プリインストールモデルでは初めてとなるソフトウェアアシュアランスを提供開始――など。

 ソフトウェアアシュアランスは、ユーザーが使用するソフトウェアの最新バージョンを常に利用可能にするサービスで、企業向けボリュームライセンスのオプションとして提供し、契約した企業は、期間中に最新バージョンのソフトウェアにアップグレードすることができる。

 なお、新サービス提供予定の最初のメーカーとして、エプソンダイレクトが決まっている。

マイクロソフト

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