マイクロソフト、中堅・中小規模企業向けにボリュームライセンスを提供

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年04月02日 10時30分

 マイクロソフト(阿多親市社長)は、現在提供しているボリュームライセン スプログラムに、中堅・中小規模企業向けの「Open License Value」プログラ ムを追加し、5月1日から提供開始する。また、これに伴い、新規パートナ ー制度を導入する。

 新プログラムは、PCの保有台数が250台未満の企業を対象とした「Microsoft Open License」をベースにしたライセンスプログラム。「Open License」では2年の一括払いのみだった支払方法を、年次(分割)払いでも可能にしたほか、 「Open License」ではできなかった関連会社を含めた一括契約・購入を可能し ている。

 購入方法として、「全社契約オプション」と「個別購入オプション」の2通 りを用意。とくに「全社契約オプション」では、企業が保有するすべてのPCに 対して、常に最新の「Windows Professional Upgrade」、「Office Professional」、「Core Client Access License(CAL)」を割引価格で利用すること が可能で、より購入しやすい価格設定となっている。

 さらに、契約手続きやライセンス管理の手続きを簡素化するために、契約書 をオンライン上で作成・署名するツールを提供し、契約手続きにかかる時間の 短縮化を実現する。

 新規パートナー制度については、「マイクロソフト認定ライセンスプロバイ ダー」と「ソフトウェアアドバイザー」を設置。ライセンスの販売・契約とライセンスのソリューション提供の役割を、それぞれのパートナーが分担して提供する。これによって、企業は両方のパートナーを目的に応じて活用し、効果 的にライセンスを導入することができる。

 「マイクロソフト認定ライセンスプロバイダー」は、ライセンスの販売や契約、ライセンス販売に関わるサポートを行う。3月31日時点での認定ライセンスプロバイダは、コンピュータ ウェーブ、ソフトバンクBB、ダイワボウ情報 システム、ネットワールドの4社。「ソフトウェアアドバイザー」は、オープンライセンスバリューの購入支援やソリューションの提案を行うパートナー。4月上旬から登録を受付ける。

マイクロソフト

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