米Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間6日に、デスクトップPC向けプロセッサ1種とノートPC用に3種類のプロセッサをリリースし、米Intelにプレッシャーをかける。
今回発表されるチップのうち、Athlon 64 3400+は主にハイエンドのデスクトップPC向けで、一方Athlon 64 2800+、同3000+、同3200+という3つのチップはノートPC用となる。
AMDの計画に詳しい情報筋の話では、3400+チップの価格は417ドル(大量発注時)となる。また同社では既存チップの価格引き下げを行うと見られている。
今回新たなチップが発表されたことで、AMDとIntelが続けるデスクトップ用プロセッサの性能競争が改めて激化しそうだ。AnandTechのような評価サイトによると、数多くのベンチマークテストで、現在AMDのAthlon 64製品が、IntelのPentium 4に対して僅かながらも優位を保っているものの、いくつかのテストではPentium 4のほうが優勢な場合もあるという。
IntelはまもなくPrescottを投入し、AMDとの差を詰めるだろう。だが、Pentium 4にマルチメディアを扱うための指令を追加した改良版であるPrescottの発表は2月になると見られている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス