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Opteronサーバ、Solaris、Java--サンが「3種の神器」で開発者にアピール

2004/06/25 14:16
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 Sun Microsystemsは、プログラマ向けの新しいプログラムで、同社が非常に重要と考える3つの技術の普及を進めていくが、この重要とされる技術とは、Advanced Micro Devices(AMD)のOpteronプロセッサ、Solarisオペレーティングシステム、そしてJavaプログラミング環境だ。

 Sunは開発者向けに、年間1499ドルの料金で、V20zデュアルOpteronサーバやSolaris、開発ツールを利用できるという3年契約のプランをすでに提供している。

 だが、新しいプログラムでは、サーバよりもプログラマの嗜好に合うシングルOpteronワークステーションが、開発ツールや技術情報、技術資料、トレーニングとともに提供されることになると、Sunのネットワークシステムグループの新しいエグゼクティブ・バイスプレジデントJohn Fowlerが語った。

 Fowlerは、米国時間23日に行われたインタビューのなかで、このプログラムの料金については明らかにしなかったが、来週開催されるJavaOneトレードショーで、同プログラムの詳細を明らかにすると約束した。

 新しいプログラマ向けのパッケージには「Java Studio Creator」が含まれると見られている。「Rave」というコード名で開発されていたこの新しいプログラミングツールは、Javaプログラマの数を大幅に増やす目的で考えられたものだ。

 「Sunは、Javaでのソフトウェア開発を容易にするツールの開発に、懸命に取り組んできている。いくつかのツールがこのパッケージに含まれると予想するのは理にかなったことだ」とFowlerは述べ、さらにこの中には「すべてのソフトウェア技術を一番早く知り得る」Sunの開発者コミュニティの会員資格も含まれる、と付け加えた。

 Fowlerは、同社のローエンドサーバグループの責任者だが、同グループでは2種類の「x86」プロセッサ--IntelのXeonとAMDのOpteron--をベースにしたモデルを販売している。Sunが新しい開発者向けプログラムで、Opteronに重点を置いているのは偶然ではない。つまり、一度はSunを離れた共同創業者のAndy Bechtolsheimが、SunによるKealia買収を機に古巣に戻ったことが、この背景にある。KealiaはBechtolsheimが設立した新興企業で、Opteronサーバの設計に取り組んでいた。

 SunではデュアルOpteronサーバを販売しているが、これに続く4プロセッサ搭載のV40zモデルは、別のあるワークステーションとともに間もなく登場する。

 Sanford C. BernsteinのToni Sacconaghiという証券アナリストは、22日に発表した調査レポートの中で、OpteronとXeonの両システム、そしてソフトウェアに力を入れることは、Sunが長年の赤字から脱却するために非常に重要なことだとしている。

 「1996年から年間2%の売上減少が続くUnixサーバの市場は、ほとんど、あるいは全く成長が見込めないと考えている。そのため、われわれは、おしなべて今後のSunには悲観的だった」とSacconaghi。同氏は、Sunが経営の立て直しを成功させるには、Unix市場の状況好転が必要であり、また同社がUnix市場でシェアを拡大し、x86サーバで成功するか、もしくはサーバやデスクトップ用のソフトウェア販売で成功することが必要だと述べている。

 サーバ市場は全体では景気が回復しているものの、Sunのシェアは減少が続いている。そして、ライバルにあたるHewlett-Packard(HP)、Dell、IBMの3社は、それぞれシェアを伸ばしているが、3社ともSunとは対照的に長い間x86サーバを販売してきている。

 Sunの新しい開発者向けツールは、WindowsやLinux上でも動かせるが、このパッケージにはSun独自のUnixであるSolarisが付属してくる。これは同社がx86サーバでのSolaris利用を普及させようとしているためだ。Sunの主張によると、SolarisはLinuxに比べて成熟度がが高く、すでに多数のソフトウェア会社がサポートしていたり、これを熟知するシステム管理者が多くいるなどの強みがあるという。だが、実際にはLinuxやWindowsをサポートするサーバメーカーのほうがずっと数が多い。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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