Intelは現在社内に「Robotics Engineering Task Force」を結成し、比較的小規模で安価なロボットを構築するための参照設計開発に取り組んでいる。このロボットは将来的に、工業設備の自動検査や自動航空写真撮影に利用可能となる見込みだ。Intelの同プロジェクト担当責任者によると、同社の設計はロボットの機械的側面ではなく、内部の電子回路だけを扱ったものだという。現在、このようなロボット技術に関心を持っているのは主に大学の研究者たちだが、新興ロボットメーカー2社が製品にIntel技術を採用したほか、大手メーカーも自社ロボットプロジェクトへの採用を検討するなど、商品としての魅力も高まりつつある。
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