Microsoftは米国時間2月1日、「Kinect for Windows」の提供を開始する。「Xbox」の最高の機能と自然なユーザーインターフェースをより幅広い目的で活用する狙いだ。
Microsoftはブログ記事の中で、「Kinect for Xbox 360」の新たな用途に関する計画の概要を明らかにした。筆者にとってMicrosoftの記事で重要と思われたのは以下の部分だ。
Kinect for Windowsは、「Windows Embedded」ベースのデバイスでもジェスチャや音声をサポートし、製造業や小売業など多くの業界におけるインテリジェントシステム内でのデータの収集やアクセスの方法を向上させる。われわれはKinect for Windowsプラットフォームの構築にあたって、ほかの企業がKinectを自社の製品に統合できるようにしている。また、そうした企業が、信頼性が高く、拡張性のある方法で開発が行えるようなアプローチに対して投資してきた。
Microsoftのグランドプランは、開発者に対してハードウェア分のみの支払いを求め、ソフトウェア開発キット(SDK)は無料で与えることだ。これはすべて、Kinectを中心としたエコシステムを育てるためである。別の言い方をすれば、Kinectは遊びをはるかに越えたものになろうとしている。Microsoftは、どの業界がKinectを最もうまく使えるのかについて、多くのヒントを与えてきた。ここで紹介するのは、Kinectの開発に飛び込んでいく可能性の高い5つの業界だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス