Skype Technologiesは2月22日、Windows向けの「Skype 3.1 for Windows」(ベータ版)を公開した。また、欧州15カ国において、月額定額制パッケージ「Skype Pro」のサービスを開始した。
Skypeは、PtoPを応用したWindowsやMacOS、Linuxで利用できるソフト。無料で利用できる音声、テレビ電話機能やインスタントメッセージ機能を搭載している。また、有料で固定電話や携帯電話との発着信も行える。最新版となる3.1には、新機能として「Skype Find」が搭載された。
Skype Findは、コラボレーション型のディレクトリ。お気に入りのお店などの情報を共有し、その内容を自由に編集できるというもの。タグや地域によって検索することも可能なため、お店などを探して評価などをチェックするときに便利な機能となっている。お店情報にある通話発信ボタンから直接Skypeで電話をかけることも可能だ。
また新たに、メッセージの入力状態を示すアイコンも追加された。相手がメッセージを入力しているときは鉛筆のアイコンが表示され、相手がメッセージを消して書き直しているときは消しゴムのアイコンが表示される。なお、この機能は表示しないように設定することもできる。
欧州15カ国を対象にサービスが開始された月額定額制パッケージとなるSkype Proは、月額2ユーロを支払うことで国内固定電話への通話料やボイスメールサービスの利用料金が無料になるほか、SkypeIn用の電話番号の取得に割引が適用されたり、Philips VoIP 841コードレス電話機やSMC WiFi電話機などSkype認定ハードを割引価格で購入できる。
月額定額制パッケージには、期間限定でSkypeクレジットが提供されるサービスも用意される。また、Skype Proは2007年中に他の国々でもサービスを開始するとしている。
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