NTT東西は2月20日、「ボイスワープ」の契約者全員に対して、契約の確認を行うと発表した。
両社によると、2007年1〜2月以降、「116」に対して、第三者による「ボイスワープ」への申し込みが複数件発覚したという。
2月19日時点で確認されている被害は、NTT東日本が東京、千葉、埼玉、福島、茨城、山梨、宮城で25件、同西日本が愛知で3件。うち3件(東日本2件、西日本1件)は、「ボイスワープ」の開通後、虚偽申し込みの被害者がNTTを名乗った“なりすまし者”の電話を受け、故障修理の名目で、“なりすまし者”が指定したボイスワープの転送先電話番号に登録させられていたという。
両社では、今回の被害の対策として、既存の契約者を対象に、改めて契約内容の確認を行い、付加サービスの電話による新規契約申込者には、本人確認のための質問項目を追加し、なりすましによる虚偽申し込みの防止を強化していく。
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