保険会社のチューリッヒ・インシュアランス・カンパニー日本支店(チューリッヒ保険)は2月15日、携帯電話で事故やカートラブルをチューリッヒ保険に連絡できるサービス「Zステッカー」の機能を拡張し、自分の位置情報を知らせることができる「GPS緊急通報」機能の提供を、3月下旬から開始すると発表した。
2006年9月から運用を開始したZステッカーは、万一の事故やカートラブルに遭遇した場合に、ステッカー上のQRコードを携帯で読み取り、携帯サイトを通してチューリッヒ保険へ連絡できるサービス。
今回のサービス拡充は、4月から施行される総務省による緊急通報の規則の改正に先立ったもので、QRコードからチューリッヒ保険の携帯サイトへアクセスした際、電話、メールのほかに、新たにGPS緊急通報を選択し、自分の位置を知らせることが可能。
チューリッヒ保険では、位置情報の把握により、事故現場への到着時間が大幅に短縮されることが期待されるとしている。また、GPS機能利用時には携帯電話で事故現場や事故車両の写真を撮影、送信することも可能となる。
同社は、3月下旬よりauのGPS対応機種を皮切りにサービスを導入し、今後対応機種と対応キャリアを順次拡大していく予定。
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