ネットジーンは10月3日、au携帯電話を利用して保護者や教師が子供の居場所、出欠状態を確認できる「通学ケータイ」をKDDIと共同開発し、10月12日から提供開始すると発表した。
通学ケータイは、屋外ではau携帯電話のGPS機能を利用して位置を特定するとともに、校舎内など屋内ではBluetoothを利用した位置特定技術を利用することで、屋内でも半径10m程度のエリア単位での検知を可能とする。
位置情報は、センタープッシュ機能により、リアルタイムに確認できるほか、携帯電話に搭載されたBREWアプリケーションにより登下校時間や出欠状態にあわせて定期的に取得する。位置情報の確認は、インターネットに接続したパソコンや携帯電話の専用サイトにアクセスして行う。出欠管理機能や防犯情報、連絡事項のメール配信機能なども搭載し、学校と保護者の密接な連絡を可能とする。また児童からの緊急連絡を事前に登録されたメールアドレスに送信する機能もある。
料金はASP利用料金として、税込みで月額2079円。対応端末はW31Tで、今後順次拡大する予定だ。すでに奈良の帝塚山学園、帝塚山小学校において試験導入がされている。
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