ソフトバンクBBは8月29日、IP電話サービス「BBフォン」において電話番号案内サービスと時報サービスを10月1日から順次開始すると発表した。また、10月3日より公衆無線LANサービスを有料化することも明らかにした。
電話番号案内サービスはBBフォンから「104」をダイヤルすると、知りたい番号をオペレーターが案内するというもの。NTT東西の委託先と同じ業者に接続されるため、実質的なサービス内容は同じだ。料金も毎月1回目は1件60円、2回目以降は1件につき90円、午後11時から翌朝8時までは1件につき150円(いずれも税別)と、NTT東西と同じになっている。
時報サービスはBBフォンから「117」をダイヤルするとソフトバンクBBが用意した時報音源が聞けるというもの。BBフォンからの通話料金のみで利用できる。
また、10月3日からは公衆無線LANサービスを有料化する。すでに同社はこれまで無料で試験サービスをしていた「Yahoo! BBモバイル」を10月2日で終了すると発表していた。
公衆無線サービスの料金は月額290円(税別)で、Yahoo! BBのユーザーが利用できる。ただしYahoo! BB無線LANパックの加入者は公衆無線LANサービスを無料で使える。
バックボーンは日本テレコムの「BBモバイルポイント」を利用する。これは日本テレ」コムの公衆無線LANインフラ「モバイルポイント」とYahoo! BBモバイルの無線LANインフラを統合したものだ。アクセスポイント数は約820拠点となる。
10月3日からは、ウィルコムのAIREDGEやKDDIのauデータ通信からもYahoo! BBをISPとして利用できるモバイル接続サービスも提供する。利用料金は月額200円(税別)。ソフトバンクBBでは公衆無線LANサービス、モバイル接続サービス、世界156カ国で利用できる海外ローミングサービスを合わせて「おでかけアクセス」という名称で積極的に販売していく考えだ。
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