ソフトバンクBBは7月28日、同社の販売代理店となるHBBが郵送した申し込み確認書に誤送付があったと発表した。各販売代理店では、申し込みを受けた顧客に対し、名前や住所など申し込み内容を確認するための確認書を郵送しているが、その一部が別の申込者のあて先を記載した封筒に同封されたという。
誤送付が発生したのは、7月21日に郵送された確認書のうちの317件。ソフトバンク広報室によると、郵送委託先に渡すあて先リストは、通常デイリーで機械的に処理しているというが、21日は連休中のデータを一括にまとめ、リスト化する作業が手作業で行われ、その際に誤ったリストが作成されたという。
HBBは該当する顧客全員に電話連絡を取り、陳謝したうえで回収を順次進めているという。回収のめどはたっているため、「二次被害の可能性は低い」(ソフトバンク広報)という。今後は、数日分のリスト統合作業を廃止して、デイリーでのリスト作成を徹底させることや、機械的なリスト作成を徹底させること、目視確認工程を遵守することなどで、再発を防止するとしている。
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